軽井沢で家族だけで結婚式をしたぴぴです。
結婚式の締めと言えば、新郎父の代表挨拶ですよね。
友人や職場の方を招いて結婚式をする方には欠かせない行事だと思います。
ただ、家族だけで結婚式をした私達は、新郎父の挨拶を含め、
スピーチは一切やりませんでした。
「スピーチ無しでも大丈夫なの?」
「スピーチ無しで場がもつの?」
そんな風に不安に思う方もいると思いますが、
結論から言うと、家族だけの挙式の場合、
スピーチは無しで全然大丈夫です。
今回は、私達が挨拶を無しにした理由についてお伝えします。
新郎父の挨拶を無しにした理由
私達が新郎父に挨拶を頼まなかったのは、
「全員に楽しんでもらいたかった」から。
結婚式って、当たり前ですが特別な日です。
そのため、新郎新婦だけでなく、招待客もそれなりに緊張しませんか?
いつもと違ってドレスアップしてるし、
式場の雰囲気もキラキラしててすごいし、
まさに、「非日常」ですよね。
そんな雰囲気の中、
さらにスピーチをしなければならないとなると、
その緊張度は一気に増します。
人前が苦手な私は、友達の結婚式で代表スピーチをした時、緊張しすぎて吐きそうになりましたw
人前で話すのが全く苦にならない、むしろ大好き!という方は別ですが、
ほとんどの方にとって、失敗の許されない場でのスピーチというのは
それなりに負担になると思っています。
これまで何回も結婚式に出席してきましたが、
乾杯の挨拶や上司のスピーチなどを頼まれている人は、
スピーチが終わるまではソワソワして食事もろくに手につかないというパターンが多かったです。
そういった場面を見るたび、私の心の中では
招待客なのに全然楽しめてないじゃん!!
という違和感がありました。
前からそういった想いを持っていたため、
いざ自分が結婚式をするとなった時、
スピーチは無しで良いと思いました。
式のあいだ中ずっと、
「最後に挨拶があるから・・」
と心のどこかに引っ掛かりを持ったまま出席してもらうよりも、
招待客として心置きなく気楽に楽しんでもらいたかったんです。
特に、結婚式は親への恩返しの意味も込めて
親のためにやった部分も大きかったので、
肝心の親に楽しんでもらえないのは本末転倒でした。
他の結婚式は楽しめるのに、
一番大切な自分の子どもの結婚式の時が緊張して一番楽しめないってなってしまうのは
いやでした。
そもそも家族婚は身内だけだし人数が少ないので、
スピーチも普通に比べればそんなに負担にはならないと思いますが、
それでも、極力そういった負担は減らそうと思いました。
そういう理由から、
新郎父の挨拶は特におこなわないことに決めました。
挨拶は無くても全然大丈夫だった!
挨拶は無しにすることにした私達の結婚式。
実際にやってみて、挨拶が無くても特に問題ありませんでした。
正確に言うと、新郎新婦入場後、
乾杯の時に新郎が始まりの挨拶をしましたが、
挨拶と言う程のものではなく、
一言しゃべって「乾杯!」と言った程度でした。
スピーチをしなくても場が持つのか?
スピーチが無いと、場が締まらずグダグダになってしまわないの?と
不安に思う方もいるかもしれません。
私達の場合は、ファーストバイトや塩釜開きなど他のイベントを用意していましたし、
要所要所できちんと式場の方が司会をしてくださったので、
場は大いに盛り上がりました。
元々、イベントは詰め込みすぎずに自然体で楽しみたいという想いがあったので、
丁度良い雰囲気になりました。
スピーチをしなくても失礼にならないのか?
私達の場合は、親戚も呼ばない本当の家族(親と兄弟)だけの式だったので、
スピーチが無くて誰かが不快に思ったというようなことはありませんでした。
ただ、家族だけでなく親戚も呼ぶ場合は少し注意した方が良いです。
気心の知れた人たちだけ呼んでいるのであれば問題ありませんが、
結構がっつり親戚も呼ぶのであれば、スピーチはあった方が無難だと思います。
やはりある程度人数が多くなってくると、親もホスト側という印象に変わります。
(「○○家」というように親もひとくくりで招待する側になる)
そうなると、両家代表のスピーチがあった方が自然ですし、
挨拶もないなんて!という苦情がくる心配も無くなります。
ただ、そうすると、結局親にスピーチをお願いしなければならなくなるので、
個人的には家族のみの結婚式にするのがおすすめです。
家族婚なら全員が思いっきり楽しめる!
新郎の父だけでなく、その他もスピーチは一切無しにしましたが、
特に何も問題ありませんでした。
何より、みんなに負担をかけることなく、
終始リラックスして楽んでもらえたので良かったな~と思っています。
普通の結婚式だと、スピーチ無しというのは難しいですが、
家族婚であれば、無しでも全然不自然になりません。
今は家族婚をする人も増えていますし、費用がかなり安く済むところもあります。
形式にとらわれない家族婚、是非体験してみてくださいね!