いわゆる普通の結婚披露宴だと、
友人などに余興をお願いする場合が多いですよね。
でも、親族のみの少人数結婚式の場合、
余興はやった方が良いのか?悩みどころですよね。
余興がないと寂しい気がするけど、親族だけだからどんなことをすれば良いかよく分からない・・・
私は家族だけの結婚式をしたのですが、
余興は一切しませんでした。
余興はやらなかったけど、大いに盛り上がった披露宴。
- なぜ余興をしなかったの?
- 余興をしなくても盛り上げられるコツは?
お伝えしていきたいと思います。
余興をしなかった理由
家族婚にふさわしい余興がなかった
余興って、普通は仲の良い友人何人かにお願いして
やってもらうケースが多いかと思いますが、
家族婚の場合だと、自分たちでやるか、家族に頼むしかありません。
何と言っても出席者が家族だけですからね(笑)。
といっても、
じゃあ家族が家族の前でやる余興って一体・・??
例えば、余興を兄弟に頼んだとして、
家族の前でU.S.Aダンスを披露されても、、、
多分、100%スベりますよね。
私たちの場合、出席者全員で12名しかいなかったので、
一般的に披露宴で盛り上がる定番の余興があまりマッチせず。
例えば、
兄弟がたくさんいてみんなで何かしてくれるとか、
何か一芸に秀でている家族がいるとか、
両家余興対決できちゃうくらい家族のノリが最高とか、
そういったことがあれば話はまた別ですが、
そうじゃない限り、少人数結婚式で余興をするというのはなかなかハードルが高いと思います。
私たちの場合、家族の中に特別一芸に秀でている人がいるわけでも無く、
兄弟が多いわけでも無く、ごくごく普通の家族でしたので、
自分たちも含め、そもそもお願いできる人が見当たりませんでした。
なるべく家族に負担をかけたくなかった
私たちの披露宴(食事会)では、スピーチや挨拶なども一切無しにしました。
それは、家族になるべくリラックスして楽しんでほしかったから。
少人数と言えども、自分がスピーチしなくてはいけないとなると、
どうしてもそれが気になってしまって、心からリラックスできませんよね?
もちろん、スピーチによって普段言えない想いが伝わったり、
その場が締まったりするというメリットもあるので、
スピーチがない方が良いというわけではありません。
ただ、私たちの場合は、親戚も一切呼ばない完全家族だけの披露宴。
形式ばったことは無しで、全員に心から楽しんでもらえればそれで良い!
そう思ったので、家族には余分な心配事をせずただ純粋に結婚式を楽しんでもらえるよう、
特に余興はお願いしませんでした。
余興なしで披露宴を盛り上げるコツ
余興は一切しないことに決めた私たち。
ただ、
実際に余興無しで間が持つの?
と心配される方もいると思います。
でも、そんな心配はご無用。
余興がなくても、場を盛り上げることは充分できました!
私たちが場を盛り上げるために余興以外でやったことは、以下の2点です。
- 余興の代わりに演出を重視
- 自分たちが主体となって動く
順番に説明します。
余興の代わりに演出を重視
余興をやらない代わりに、様々な場面で演出を用意しておきました。
用意した主な演出はこちら。
- 席次表の代わりに専用のフォトアルバムをテーブルに置いておく
- 両親にもファーストバイトに参加してもらう
- 甥っ子に協力してもらう
①席次表の代わりに専用のフォトアルバムをテーブルに置いておく
結婚式の後、披露宴会場に移って食事会だったのですが、
私たち新郎新婦は着替えがあったので、
家族にはしばらくの間披露宴会場で待っていてもらう必要がありました。
そこで、待っていてもらう間の話のタネになればと、
それぞれの席に一人一人違うフォトアルバムを置いておきました。
これは、主に新郎新婦が小さい頃に撮った家族との写真を、
その家族ごとにまとめたオリジナルのアルバムです。
例えば、私が母に作ったアルバムには、
私と母が映っている写真が載っています。
このアルバムをテーブルの上に置いておくことで、
座席がどこかわかるだけでなく、
改めて私たちとの思い出を振り返ってもらうことができますし、
披露宴が始まるまでの間も時間を持て余すことなく楽しんでもらえました。
お互いの家族で見せ合ったりして、
昔話に花を咲かせて盛り上がったようでした。
アルバム以外にも、名入れ箸で席次表を作るのとかも良いですね!
話の種にもなりそうです。
②両親にもファーストバイトに参加してもらう
披露宴の途中、定番の演出であるケーキ入刀&ファーストバイトをしたのですが、
その時に、私たちだけでなく、
サプライズで両家の両親にもやってもらうことにしました。
これが予想以上に盛り上がり、
両親はもちろん、兄弟もとても楽しんでくれていました。
この演出は、家族婚ならではだと思います。
③甥っ子に協力してもらう
なるべく家族に負担はかけたくない・・
と言いつつ、甥っ子(3歳)だけには協力をお願いしましたw
具体的には、メイン料理の鯛の塩釜が出てきた時に、
木槌で窯を叩いて割るという役目をお願いしました。
こちらもサプライズだったのですが、
お父さんとお母さんに手伝ってもらいながら、
とても楽しそうに役目を果たしてくれました。
小さい子は、登場するだけで場の雰囲気が一気に和むので
結婚式の演出の定番ですよね。
それは、やはり家族婚でも同じです。
ちなみに、甥っ子には挙式の際にもリングボーイをお願いしました。
その他にも、両親へ自分たちの生まれた時の体重と同じ重さのお米をプレゼントするといった演出もおこないました。
自分たちが主体となって動く
披露宴中に心がけたのは、
自分たちも主体的に動いて、目一杯楽しむということ。
普通の披露宴だと、
新郎新婦は基本的に高砂からあまり動かず、
司会の指示に従って行動するという感じかと思います。
ただ、私たちの場合は、高砂すらない家族婚。
もちろん私たちが主役なんだけど、
他の家族と変わらないくらい、席を立って動き回ってました。
自分たちもカメラを持ってきて、
率先して写真を撮ったり、テーブルを回ったり、お酒をもらいにいったり。
ちなみに、私自身の衣装は、
動きやすいようにドレスではなくワンピースにしました。
このように、私たち新郎新婦が動き回ることで、
周りとのおしゃべりも弾みますし、自然と賑やかな状態になります。
家族婚は余興なしでも大丈夫!
以上、余興をしなかった理由と、
余興なしでも会場を盛り上げるコツについてお伝えしました。
そもそも少人数の披露宴は、一般的な披露宴とは雰囲気が全然違います。
余興を無理にやろうとしなくても、
新郎新婦が自然体で楽しそうにしているだけで、
自然と盛り上がるはずですよ!
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最後までお読みいただき、どうもありがとうございました。
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